●子どもが育つ魔法の言葉 4
2014年 07月 03日
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる。
●やる気のある子、努力を惜しまない子になるに育てるにはどうしたらいいのでしょうか。それには、まず、親自身が手本になることです。手本といっても、完璧な手本になる必要はありません。逆境に陥ったとき、挫けずに立ち向かうことができれば十分なのです。それから、子どもを信じることが大切です。
●みじめな気持ちになってしまったら、もうそれ以上いやなことを考えないように気持ちを切り替えることです。たとえば、自転車に乗って汗をかく、外を速足で歩くなど、何か他のことを始めるのです。どこか素敵なところを旅している自分の姿を思い浮かべるなどのイメージ療法を試してみるのもいいかもしれません。
●子どもは、親にかまってもらいたくて、同情を引こうとすることがあります。また、子どもは、「自分にはできない」と言って、親の同情を引こうとすることもあります。大事なのは、子どもが「もう一度やってみよう」と思えるように、チャンスを与えることです。親の自分が苦手なことは、子どもも苦手なんだと思い込まないように気をつけてください。親の役目は、子どもを励まし、導きながら、埋もれている能力を引き出すことなのです。
●いやなことや悲しいことがあったとき、いつまでも自己憐憫にひたっていてもしかたがありません。どうしたら前向きになれるか、そんな力を持つことができるように親は子どもを導いてゆきたいものです。子どもを信じ、励ますことは、子どもに同情することよりも、ずっと大切なことなのです。
by 40144
| 2014-07-03 22:50
| 子どもが育つ魔法の言葉