●サミュエル・スマイルズの名言集
2014年 06月 12日
●自分で自分を押さえることのできない人間は、どんなことであるにせよ、たいしたことは出来ない。
●外部からの援助は、人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし元気づける。
●我々は、失敗することによって、どうやればうまく出来るかを発見する。間違いを犯さない者は、このことを発見することが出来ない。
●ごく小さな孔から日光を見ることができるように、小さな事柄が人の性格を浮き彫りにする。
●もし好機が到来しなかったならば、みずから好機を作り出せ。
●やることを誰よりもたくさん抱えていて、働く気のある人が、最もたくさんの時間を見出すことになる。
●1000回の憧れより、たった1度の挑戦のほうがずっと価値がある。
●人間をつくるのは安楽ではなく努力。便利さではなく、困難である。
●賢明な人間のほうが、「私は自分が無知であることを知っているにすぎない」と進んで認めるものなのだ。
●必要こそが発明の母であり、困難こそが偉大な成果を生むための、真の学校である。
●やり続けていれば、チャンスはかならず訪れる。
●苦痛に耐える力がなければ、一流にはなれない。
●儲かる事しか考えない人間には、偉業は成しえない。
●どんな高尚な分野を探求する時でも、常識や注意力、精一杯打ち込むことや忍耐といった平凡な資質が一番重要である。
●どんなに簡単な技術でも、練習をせずに習得することは出来ない。逆にどんなに難しいものでも、繰り返し練習すれば、誰でも身につけることが可能なのである。
●成功の秘訣は、目的の一定不変にある。
●怠惰な人間、目的もなくぶらぶらしている人間には、どんな幸運も意味を持たない。
●たいして力のない人でも、1つのことに全力でねばり強く取り組めば、大きな成果が得られる。
●幸福でさえ習慣として身につけられる。世の中には、ものごとの明るい面を見ようとする性格の人もいれば、暗い面ばかりに目を向ける人もいる。
●失った富は努力によって、失った知識は勉学によって、失った健康は節制することや医療によって取り戻せるが、失った時間は永久に失われたままだ。
●家庭は一番最初の、しかも一番重要な品性の学校である。
●楽天性を育て上げる教育は、知識や素養をめいっぱい詰め込むより、はるかに重要な教育といえるだろう。
●作物を刈り取るには、まず種をまかなくてはならない。その後は、収穫の時期がくるのを、忍耐強く待ちつづける必要がある。
●真の礼節を知る人間は、他人の意見にもよく耳を傾ける。
●多くを成し遂げる最短の方法は、一度にひとつずつ片づけていくことだ。
●英知の9割は、快活さと勤勉である。
●人生の最大の楽しみは、絶えず明るい気持ちで、きびきびと働くことだ。
●勤勉さと謙虚さを兼ね備えた人物に乗り越えられない壁などないのです。
●真の教養とは、独学で身につけるものなのです。
●われわれ一人一人が勤勉に働き、活力と正直な心を失わない限り、社会は進歩する。反対に、怠惰とエゴイズム、悪徳が国民の間にはびこれば社会は荒廃する。
サミュエル・スマイルズ
(Samuel Smiles, 1812年12月23日 - 1904年4月16日)は、英国の作家、医者。スコットランド・ハディントン生まれ。
当初はエディンバラで医者を開業したが、のち著述に専念するようになった。1858年にジョン・マレー社から出版された「自助論」は、明治維新直後に中村正直の翻訳により『西国立志編』として日本に紹介され、福澤諭吉の『學問ノスヽメ』と並んで日本の近代化を志す青年たちを中心に広く親しまれ、その思想は近代日本の基礎を作る上で大きな影響を与えた。
現在では、代表作を含めた著作は三笠書房の知的生きかた文庫から竹内均訳が刊行されており、祖国イギリスをはじめ、全世界で色褪せることなく読み継がれている。
自助論の序文にそえられた一文「天は自ら助くる者を助く」は有名である。
by 40144
| 2014-06-12 23:04
| 知