●子どもが育つ魔法の言葉11
2014年 10月 03日
愛してあげれば、子どもは、自分が好きになる
●親に惜しみなく愛された子は、すくすくと育ちます。子どもは、どんなに大きくなっても、常に親の愛を必要としています。親は、そんな子どもに、愛しているということを態度で示してあげましょう。子どもを愛するということは、子どもの全存在を認めるということなのです。
●愛情は、ことばや態度に表れます。子どもはそれを敏感に感じ取るものです。口先だけで「愛している」といってもだめなのです。わたしは、子育て教室で、親御さんたちに、愛は三つの柱で支えられているのだとお話します。
その三つとは、子どもを認め、信じ、思いやることです。欠点も含めた全存在を受け入れ、愛してくれる親というものが、子どもにはぜひとも必要なのです。子どもは、そのように愛されることによって、人を愛することを学ぶのです。
●子どもを丸ごと愛している親は、その子のすべてを認め、受け入れています。だから、子どもを自分の望むように変えたいとは思わないものです。けれど、自分の夢に固執している親御さんはそうは思えないのです。親が親自身の夢にしがみついているのと、子どもの夢を分かち合うことと、どちらが親として豊かな体験ができるでしょうか。
●子どもを抱きしめたり、やさしく体に触れたりするスキンシップは、大切な愛情表現の一つです。できるだけスキンシップをし、子どもを愛しているということを示してください。これは本当に大切なことなのです。
●両親がどんな夫婦であるかは、カップルのあり方の手本として、子どもに大きく影響します。子どもは、両親の姿から、結婚生活とはどのようなものであるかを学びます。そして将来、自分たちの結婚生活の手本とするのです。
お父さんとお母さんは夫婦として、互いに相手を尊敬し、支え合っているでしょうか。自他の違いを認めながらも、共通の価値観と愛情によって結びついているでしょうか。そんなご夫婦であれば、子どもにとって、未来の幸福な結婚生活の手本となることができると思うのです。
●親に愛されている子どもは、頑張り屋で親切です。自分を肯定し、愛することのできる人間に成長してゆくでしょう。
by 40144
| 2014-10-03 21:32
| 子どもが育つ魔法の言葉